前世はあるのか

【2006年 森下典子】

こんにちは。前世はあるだろうと思っているNanacoです。このブログにお立ち寄りいただきまして、ありがとうございます。
 
「前世なんて本当にあるの?」

「ひゃー、嘘くさい!」
 
 
「前世への冒険ールネサンスの天才彫刻家を追って」は、著者の森下さんが、自分の前世だという人物の足跡をたどった旅の記録です。
 
フィクションではなく事実。ルポルタージュですね。
 
前世に興味がある人も、ない人も、どっちでもいい人も楽しめる、推理小説のような本になっています。
 

さて、前世は本当にあるのでしょうか?
 
前世でこうだったから、今はこれで苦労しているとか、そんな話も聞いたことがあります。
 
もし前世があるなら、それが今の私に何か影響があるのか?
 
そんな私の長年の疑問に、答えをくれたような面白い本でした。
 
では、さっそくご紹介しますね。
 

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前世は本当にあるのか?

前世はあるのか
 
前世は本当にあるのか、と誰もが一度は考えたことがあるはず!
 
私自身は、なんとなく「前世はある」と思っています。
 
でも「前世はない」派の人の気持ちもわかります、だって現在の自分は何も覚えていないんですから。
 
 
「前世への冒険」は、著者の森下さんが仕事を依頼されたことから始まります。
 
その仕事とは、前世を見てもらって、その感想を体験記を書くというもの。
 
「前世なんてあるわけがない」と思いながらも取材を始める森下さん。
 
すると、前世が見えるという女性に、前世はルネサンス期にイタリアで活躍した彫刻家、デジデリオ・ダ・セッティニャーノだと言われるのです。
 
名前がわかるだけでも衝撃ですが、彼の生きていた年代、場所、家族や周りの人々のことまで言われました。
 

nanaconanaco

そんなに詳しくわかるなんてスゴすぎる!

このテの話が好きな私にはココ大興奮ポイントなんですが、森下さんは違いました。
 
「ネタ元はどの本だろう」

「この人はイタリアに詳しい人に違いない」
 
もう疑いまくりです
 
うさん臭いと思いつつも、記事のために色々と調べていくと、その彫刻家が本当にいたことが判明します。
 
もともとイタリアが大好きだった森下さん。依頼された仕事が終わっても、なぜか前世の人物が頭から離れません。
 
とうとう、自分の前世だという彫刻家デジデリオのことを調べにイタリアに行くことにしました。
 
イタリアでデジデリオの作品を観たりしながら、彼の足跡を追いかける著者。
 
読んでいるこちらまで一緒に、わくわくしながらデジデリオを探してしまいます。
 

それにしても、前世が見えるって、どゆこと?
 

前世が見える人

前世はあるのか
 
前世が見える人は、清水さんという仮名で登場します。
 
前世を見ることを仕事にしている人ではなく、普通に仕事を持ち、結婚もしていて、お子さんもいる方。
 
前世を見るのは大変で、見終わった後に体調が悪くなったり、見たくないようなおぞましい光景を見てしまうこともあるそう。
 

面白いのは、森下さんが最初からめちゃくちゃ疑っているところです。
 
前世を見るために前日から体調を整えて臨んでくれている清水さんに対して、カマをかけてみたり、意地悪な質問をしてみたり(笑)
 
あまりにも疑うので、ちょっと同情してしまいます。
 

nanaconanaco

とか言いつつ、疑う気持ちもわかるんですよね~

だって私も昔、自分の前世を見てもらった経験があるので(えーっ)
 
清水さんのようなすごい人じゃなかったけど(コラコラ)
 
私の前世は巫女さんのような神職についている人だったとか。
 
「そうですか」と言いながら、心の中では思ってました。
 
nanaconanaco

ホントかな~?

誰にも同じこと言ってるかも

なんかピンとこないな

↑こんなふうに、前世はある派の私でも、自分が見えたり感じたりしなければ、信じられないのです
 
 
じゃあ結局、前世はあるの?ないの?
 

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見えないものへの考え方

前世はあるのか
 
前世はあるのか、そして、もし前世があるなら、それが今の私に何か影響があるのか?
 
そんな私の疑問に、本の解説を書いているいとうせいこうさんの考え方がとても参考になりました。

  • 信じるか否かではなく、役に立つかどうかで考えることにしている
  • 信じる・信じないは、確かめようがなく結論が出ないから
  • 自分にとって役に立たないものなら、それは「ない」に等しい

 
なるほど~ これはすごい!
 
前世があろうがなかろうが、自分にとって役に立つことならば「ある」でいいし、役に立たないなら気にしなくていい
 

nanaconanaco

なんだか妙~に納得

私が昔読んだ本では、前世が心の病の治療に使われていました。
 
ということは、役に立っているので、その人にとって「前世はある」でいい。
 
この本の著者 森下さんの場合、良い本になって役に立っているので「前世はある」のかもしれません。
 
 

もし前世があって、それが今の私に何かの影響があるとしたら…?
 
怖いような気がしていましたが、いとうさん方式で考えれば、前世があるなら私の役に立っているはず
 
だったら、影響があってもいいですね。
 
 

いずれにしろ、誰もが自分の生まれた時代を懸命に生きて、そして死んでいったことは事実。
 
その誰もが、生きている間はキラキラ輝いていたんじゃないかな。
 
 
「前世への冒険」で森下さんと一緒にデジデリオを追っていくうちに、ふと思いました。
 
私はきっと前世で頑張ったに違いない。
 
だから今世も頑張ろう、それ以上に楽しもう
 
今の時代に、今の日本という国に生まれてこられた幸せに感謝しながら。
 
 

あとがき

「前世への冒険」は、前世があるとか、ないとかを議論する話ではありません。
 
実際、森下さんの冒険に引き込まれていくうちに、どっちでもよくなりました。
 
森下さんはきっとその天才彫刻家だったのだろうと、私は思っています。
 
だってクリエイティブな才能が受け継がれてるし。いいな~
 

森下典子さんは、前回ご紹介した「日日是好日」の著者でもあります。

 
「日日是好日」と「前世への冒険」どちらもとても面白かったです。
 
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
 
 

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