こんにちは。富士山を見るたびに、私はあの頂上に立ったんだ~と想いを馳せるNanacoです。このブログにお立ち寄りいただきまして、ありがとうございます。
「富士山に登山すると時間はどれくらいかかる?」
「富士山の登山って日帰りでできるの?」
晴れた日は東京からでもきれいに見える富士山。
私は、2013年の7月に富士山に登ってきました。
なぜか今、また富士登山に行きたいような気がしています。でもキツかったんですよね~、やっぱりやめようかな^^;
ということで、私の富士山の登山体験を振り返ってみます。
夫は富士山に10回以上登っています。
それまで一緒に登ろうと誘われても「私のような素人が山をなめたらいかんぜよ」とキッパリ断ってきました(笑)
そんな私が、富士山に登ることになったキッカケは、父親の一言でした。
「連れていってもらえるなら、登れる時に登っておいたほうがいいぞ」
父はもう年だから登れないけど、一度は登ってみたかったそうです。
nanaco
富士登山に向けてジムに通い、体力もつけました。
それでは、さっそくお話しします。
よかったら、私と一緒に登山気分を味わってくださいね!
目次
富士山に須走ルートで登山開始!
富士山の登山ルートは全部で4つあります。
- 吉田(よしだ)ルート
- 須走(すばしり)ルート
- 御殿場(ごてんば)ルート
- 富士宮(ふじのみや)ルート
どのルートで登るかは、富士山登山歴10年以上の夫におまかせ。
最初のうちに森の中を歩ける須走ルートで登ることになりました。
ちなみに、一番人気は吉田ルートで、観光客も多く岩場も少なめです。
明け方に家を出て車で五合目まで行きました。
朝7時30分に須走口からスタートです。
登山者が多くなるとマイカー規制が始まり、車で五合目まで行けなくなるので、事前に規制される日程を確認するといいですね。
さあ、富士登山です。最初は森の中を歩きます。
富士山は基本的に、火山の岩がゴロゴロした山で、木々に覆われた山ではありません。
最初に少しだけでも緑の森を歩いたほうが、私の気分がいいだろうと須走ルートにしたそうです。
振り返ると、山中湖が見えます。
7月のこの時期は平日でも混んでいるのかと思いきや、あまり人がいませんでした…
ご来光を見にいく人が多いから、この時間帯に登る人は少ないのかな。
ご来光を見ようと登山すると、頂上付近で大渋滞になるそうです。
nanaco
ご来光は見なくていいの?と言われますが、いいです(笑)
おっと、森を抜けました。
日差しを遮る木々がないので、まだ8時20分頃なのに早くも暑い。
汗が流れてくるので、首にタオルを巻いていたのですが、このタオルが大正解でした。
なぜって、後で気づいたのですが、翌日夫の首の後ろは真っ赤っか(笑)
私はタオルのおかげで首の後ろを日焼けせずにすみました~
ダサく見えても、首にはタオルです!
さて、はるか遠くに見える頂上。いったいどのくらいかかるの?
ということで、次でみていきます。
登山時間ってどのくらい?
登山時間の目安は、富士山のオフィシャルサイトによると
- 吉田ルート
登り:約6時間
下り:約4時間 - 須走ルート
登り:約6時間
下り:約3時間 - 御殿場ルート
登り:約7時間
下り:約3時間 - 富士宮ルート
登り:約5時間
下り:約3時間
よ~し、登りさえ頑張ればよさそうね、などと思いながら登っていきました。
あれ? 確かさっき六合目を過ぎて、今度は七合目だと思ったら…本六合目?
それならさっきは六合目じゃなくて、五・五合目とか書いておいてほしかった…
本六合目到着は、9時30分
もう一度 七合目を目指して歩きます。
砂利道や岩道をひたすら登りました。
下から見上げたら、結構な急斜面で焦ります。
八合目につきました。大丈夫、本八合目です。
12時50分でした。
雲より高い位置にいます。
持ってきたおにぎりやパンを食べました。
実は、山小屋につくたび ちょこちょこ食べたり飲んだりしています。えへへ
有料トイレもあるので安心。こんな山の上なのに有難いです。
万年雪。富士山の頂上近くに1年中溶けずに残っている雪です。
でも、温暖化の影響で万年雪はだんだん少なくなっているそう。
そのうちなくなっちゃうのかな… 温暖化、怖すぎる。
心配していた高山病にはかからず元気な私。
写真なのでわかりませんが、本当はゼイゼイ言ってます。
ゴツゴツの岩だらけになってきました。
横を見ると結構な傾斜です。
「うわ~高い! 怖い!」
私高い所が怖いんです。
脇目も振らず、軍手をした手で岩をよじ登ります。
とうとう鳥居と狛犬さんが現れました!
感動~!!
午後2時20分、やっと山頂の浅間大社に到着です。
朝の7時半から休み休み登って、山頂に着いたのが午後2時20分くらい。
nanaco
火口を見に行きます。なんだか怖かった。
ここまで登って来ないと見られない景色。
さすがに山頂は寒いです!
頂上で少しゆっくりして、15時くらいに下山を開始しました。
最後までもう少しお付き合いくださいね♪
須走ルートを砂走りで下山!
須走ルートの下山道は、登山道と違う道をいきます。
途中まで吉田ルートと同じなので、分かれ道などでは気をつけて!
間違えて違うルートへ行ってしまうと、自分の車のある駐車場に戻れなくなります。
砂利道をひたすら下りていきます。
砂に足を取られて非常に歩きにくいです。
砂走り(すなばしり)といって砂の中にズズっと足を滑らせるようにして歩くのがポイント。
砂が深くてズズっと滑って歩きやすいのは、こういうところ↓
歩きやすいところ以外では、砂に足をとられて何度も転びました。
もうこのまま転がって下まで滑っていきたい!と思うほど、途中から脚が限界、ヒザがガクガクでした。
おまけに登山靴があたって痛くなってきました。
いつまでたっても最終地点の五合目が見えてこなくて、もう下りられないんじゃないかと思うほどキツかったです。
ヒーヒー言いながらも、なんとか3時間くらいで下りてきました。
上りさえ頑張ればいいと思った自分を反省。
下るほうもキツかった~
汗だく&ヘトヘトに疲れ切っていたので、帰りに山中湖近くの「紅富士の湯」という温泉に。
温泉に入って、満足して帰路につき、いい感じの日帰り登山ができました。
運転する夫は大変だったと思いますが。
nanaco
最後に今日のお話を簡単に振り返っておきます。
まとめ
- 富士山の登山ルートは4つ
- 登山時間はルートによって異なる
- 吉田ルート
登り:約6時間
下り:約4時間 - 須走ルート
登り:約6時間
下り:約3時間 - 御殿場ルート
登り:約7時間
下り:約3時間 - 富士宮ルート
登り:約5時間
下り:約3時間
- 吉田ルート
- 私の富士山の日帰り初登山は須走ルートで
登り:約7時間(予定時刻1時間オーバー)
下り:約3時間 - 登山ルートは間違えないように気をつけて
あとがき
山小屋につくたびに「お腹すいた~」と何かを食べていた私に、夫が驚いていました。
初めての富士山で高山病の心配までしていたのに、平気な顔でパクパク食べるという。
キツかったことも過ぎてしまえばいい思い出です。
最後まで読んでいただきまして、どうもありがとうございました。