こんにちは。予言というと、ノストラダムスの大予言を思い出すNanacoです。このブログにお立ち寄りいただきまして、ありがとうございます。
「聖なる予言のコントロールドラマってなに?」
「コントロールドラマは、やめられるの?」
「聖なる予言」は、その昔アメリカでベストセラーになった小説です。
日本ではまだスピリチュアルという言葉が流行る前の、静かなブームでした。
物語は、人生に行き詰まりを感じていた男が、魂についての知恵が書かれている古い書物を探しに行くところから始まります。
当時、目標を見失い人生に行き詰っていた私は「聖なる予言」の主人公に自分を重ねました。
旅の途中で彼が出会ったのは、人々がエネルギーを奪い合うコントロールドラマです。
エネルギーを奪い合う?
コントロールドラマ?
このコントロールドラマの話は、私たちの人間関係の悩みに大いに役立つと感じました。
今日はそのコントロールドラマをご紹介しますね。
目次
「聖なる予言」のコントロールドラマとは
「聖なる予言」にはコントロールドラマという話が出てきます。
コントロールドラマとは、他人をコントロールして相手のエネルギーを奪おうとすることです。
nanaco
人はエネルギーをもらうと、元気になり、強くなったような気分になります。
相手を思い通りに動かせたら、自分に力があるようで気分がいいんです。
だから、いつも誰かからエネルギーを奪おうとしています。
エネルギーを奪うために、私たちは誰もが役を演じているそうです。
ドラマの役は次の4つ。
- 脅迫者
- 尋問者
- 傍観者
- 被害者
4つのうちのどれかを演じ、人をコントロールしようとします。
nanaco
私も役を演じて人からエネルギーを奪っていたなんて…
いったい私はどんなコントロールドラマを演じているのでしょうか?
自分のコントロールドラマを知るには、子どもの頃の家族との生活を振り返ってみましょう。
育ってきた環境がコントロールドラマの役に影響します。
次で4つのタイプを解説しますね。
コントロールドラマの4タイプ
コントロールドラマの4つのタイプを、1つずつみていきましょう。
↓
脅された人は怖いので、常に脅迫者に注意を払う
↓
それが脅迫者にエネルギーを与えることになる
nanaco
尋問者は相手から誤りを見つけようと質問する
↓
間違いを見つけて批判する
↓
批判された人は自信がなくなる
↓
そうやってその人からエネルギーを奪う
nanaco
↓
誰かが気に留めてくれるのを待つ
↓
気にかけてくれたら、はっきりしない態度をとり続ける
↓
相手の注意をひきつけておくことでエネルギーを奪う
nanaco
↓
それが相手のせいであるかのように匂わせる
↓
助けてくれないと、ひどい出来事がずっと続くと訴える
↓
罪悪感をもたせてエネルギーを奪おうとする
nanaco
私たちは自分がいい気分になるために人を犠牲にしていたんですね。
なんかいろいろスミマセンな気分(汗)
コントロールドラマを知れば、周りの人たちに振り回されにくくなるかもしれません。
例えば怒る人がいても「この人のコントロールドラマに巻き込まれるのはバカバカしい」と冷静になれるでしょう。
次は、そんなコントロールドラマを断ち切る方法をみていきます。
コントロールドラマを断ち切る
「あの人は怒って脅すから脅迫者だな」
「あの人は同情してもらいたがるから被害者ね」
…という感じで、人のコントロールドラマはよくわかります。
でも私たちは自分のコントロールドラマはわからないのだそうです。
なぜなら、自分だけはそんなドラマは持っていないと思い込んでいるから(笑)
コントロールドラマを断ち切るには
- 自分がどんな役を演じているかを知る
- 一歩引いて、自分をじっくり眺める
- これまで無意識にやってきた行動を変えていく
nanaco
自分を秘密めいて見せたり、誰かが気にしてくれるのを待っているようなところがあります。
気をつけて自分の行動を見てみると、やってるんです、無意識に。
私も自分の気分を良くするために、誰かをコントロールしてエネルギーを奪っていたんですね。
もうそんなふうに人のエネルギーを奪いたくない。
コントロールドラマを断ち切りたい。
だから、またやってる!と気づいたらやめます。
そうやって無意識の行動から抜け出していくしかありません。
nanaco
では、最後に今日のお話を振り返っておきますね。
まとめ
「聖なる予言」のコントロールドラマとは?
- 人はいつも他人をコントロールしてエネルギーを奪おうとしている
- コントロールドラマには脅迫者、尋問者、傍観者、被害者の4つのタイプがある
- 自分のコントロールドラマを理解し、行動を変えれば、断ち切ることができる
あとがき
「聖なる予言」は、スピリチュアルな世界を冒険物語のように書いた小説で、ハラハラドキドキしながら、あっという間に物語に引き込まれてしまいます。
主人公が自分のコントロールドラマをさぐる過程では、あなたも自然と自分のコントロールドラマを考えさせられるはず。
フィクションなので精神世界へのとっかかりとしてオススメです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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