字幕 吹き替え 違い
 
こんにちは。洋画は字幕で見たいNanacoです。このブログにお立ち寄りいただきまして、ありがとうございます。

 
「字幕と吹き替えで、訳が違うのはどうして?」

「字幕と吹き替え、翻訳するのはどっちが大変?」
 
 
海外の映画なら、オリジナルの音声を楽しめる 字幕の方が好きだという声が多いですね。
 
私も同じ理由で字幕派です。
 
吹き替えも面白いですが、もし声優さんの声が登場人物の顔に合わないな~とか、声優さんの演技が好きじゃないな~とか思ってしまったら、私の場合、気になって物語に入り込めなくなってしまうので。
 
よく声優さんじゃなくて、俳優さんやタレントさんが声の吹き替えをしていることもありますね。
 
それに関しては、私は声優さんの吹き替えの方が断然好きです。
 
今日は、字幕翻訳と吹き替え翻訳の違いについて、お話ししてみたいと思います。
 

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字幕と吹き替えの訳の違い

字幕 吹き替え 違い
 

字幕と吹き替えの翻訳では訳が違うと思ったことはあるでしょうか?

字幕と吹き替えの訳に違いがあるのは、翻訳の仕方が違うからです。

まずは、映像翻訳の種類についてみていきましょう。
 

映像翻訳には、

  • 字幕翻訳
  • 吹き替え翻訳
  • ボイスオーバー

 
があります。
 
 

字幕翻訳
外国語の映像の中のセリフを、限られた文字数の中で日本語にし、画面上に表示される字幕スーパーを作る手法。

 
字幕翻訳には、人がスムーズに字幕を読み取れるように、1秒間に4文字という字数制限があります。
 
たとえば、登場人物がセリフを3秒間しゃべっていたら、3秒×4文字で、日本語で字幕にできる文字数は12文字、といった具合です。
 
字幕翻訳は、オリジナルのセリフをそぎ落としていくような作業でもあります。
 
その中でコンテンツの流れを止めることなく、見る人に感動を与えるセリフを作り出さなければなりません。
 

 

吹き替え翻訳
外国語の映像の中の外国語で話しているセリフを、俳優の表情や口の動きに合わせて日本語のセリフにする翻訳。リップシンクという。

 
吹き替え翻訳は、外国語のセリフを同じ長さの日本語のセリフにする翻訳です。
 
字幕翻訳よりも長く翻訳できるため、オリジナル作品の情報を多く入れることができます
 
とはいえ、画面に映っている俳優さんとまったく口の動きが違うとおかしいので、それにも合った訳を考えなければなりません。
 
 

ボイスオーバー
吹き替え翻訳の一種。オリジナルの外国語の音声を残しながら、上から日本語に訳した音声をかぶせる方法。ドキュメンタリーやスポーツ、報道番組などのナレーションに多く使われる。

 
映画やドラマなどで使われる手法ではありません。
 
ナレーションではオリジナルの音声が聞こえるので、臨場感が出ますね。
 
 

というわけで、字幕と吹き替えは翻訳の仕方が違うので、日本語に違いが出てくることになるのです。

次でもう少し詳しくみていきましょう。
 
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字幕と吹き替えの翻訳作業

字幕 吹き替え 違い
 
文字数を気にしなくていいなら、吹き替え翻訳の方が楽だと思うかもしれません。

ところがどっこい、吹き替え翻訳もかなり大変です。

それでは、字幕と吹き替えの翻訳作業の流れを説明します。
 

字幕翻訳の流れ

  1. ハコ切り
    映像を見ながら、英語の台本のセリフやナレーションのどこからどこまでを1つの字幕にするのかを決めていく
  2. スポッティング
    ハコ切りで決めたとおりに、編集ソフトで映像を区切っていく。セリフの始まりから終わりまでの秒数を測り、文字数を出す
  3. 翻訳
    スポッティングで割り出した文字数に合わせて翻訳を行う

 
字幕翻訳では、限られた文字数の中で、原文の意味を保ったまま、情報の伝わる日本語を見つける難しさがあります。
 
しっくりくる言葉をあてることができた時の感動といったら、それこそハンパありません!
 
日頃から映画やドラマの字幕を見て言葉のセンスを磨いたり、本や雑誌を読んで言葉の引き出しを増やす努力が大切です。
 

字幕翻訳者が書いた本を紹介してます。

 
 

吹き替え翻訳の流れ

  1. ブレス切り
    音声を聞きながら、英語の台本を見て、セリフで息継ぎしているところで切っていく
  2. 翻訳
    口が動いている間にセリフが収まるように訳す。声優が演技するため話し言葉としてのリアリティが必要。周囲の人の声など、すべての音声を拾う。
  3. 尺合わせ
    映像の長さとスピードに、翻訳したセリフを合わせる。声に出して読みながら、長すぎたら削り、短すぎたら足す
  4. リップシンク
    映像で口の動きが見えるところは、口の動きに合わせて言葉を選ぶ

 

吹き替え翻訳では、メインで話している人の言葉だけでなく、周りの雑談なども翻訳しなければなりません
 
台本にはト書きを入れたり、声だけでなく音楽や犬の鳴き声など、音という音をすべて拾って書き込まなければならないのです。
 
なので、一般的に字幕翻訳よりも時間がかかると言われています。
 
その上、声優が演技しやすいような自然な日本語に訳すことも求められます。
 
さらに、口の動きにまで気を配らなきゃならないって、も~、やることが多すぎです!
 

nanaconanaco

というわけで、翻訳者によって得意、不得意があると思いますが、どちらも同じくらい大変です!(笑)

今日は字幕と吹き替えの違いについてお話ししました。
 
少しでも参考になれば嬉しいです。
 

まとめ

  • 字幕と吹き替えの訳の違いは、翻訳の仕方が違うから
  • 映像翻訳には、字幕翻訳、吹き替え翻訳、ボイスオーバーがある
  • それぞれの手法に、それぞれのルールや制約がある

 

あとがき

この記事を書くために当時勉強していた資料やノートを見たら、もう本当にたくさんの指示が書いてありました。

ヘタレの私が、よくこれだけのルールを守りながら翻訳できたものだと我ながら感心してしまうほど(プロのみなさんは当然やってますが)

それでも映像翻訳を仕事にしたいあなたに、費用についても書いてみました⇒映像翻訳を仕事にしたい!かかる費用はどれくらい?どんな費用がある?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
 
 
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