こんにちは。お金持ちになれそうな気がしてきたNanacoです。このブログにお立ち寄りいただきまして、ありがとうございます。
「お金持ちになりたい!」
「どうしたらお金持ちになれる?」
お金持ちになりたいわ~と言いつつも、普通に幸せだし別にお金に困ってないからいいか~とも思っていた私。
それでもこの本に手が伸びたということは、やっぱり全然諦めていないようです(笑)
まずタイトルがすごいですよね。「職業、お金持ち」って…
自分でお金持ちと名乗れるってことは相当のお金持ちなんでしょう。本を持つ手にも力が入るってもんです。
主人公は20歳の女子大生あすか。
小説だからフィクションではあるけれど、ベースになっているのは著者の冨塚あすかさん自身が実際に体験したお話です。
とても面白くて、ためになる本だったので、ご紹介しますね♪
「職業、お金持ち」はどんな本?
20歳の女子大生 あすかは、将来お金持ちになるという目標を持っています。
でも多くの人たちがそうであるように、お金持ちになる方法がわかりません。
だったら、お金持ちに聞こう!ということで、証券会社のロビーでお金持ちの人を探すことにしました。
そこで思惑どおり資産家の老紳士「えびすさま」と出会います。
えびすさまとは彼女が老紳士につけたあだ名。
そのえびすさまから、お金持ちになるための心得や考え方などを教わります。
お金持ちになりたければ常識を捨てることとか、お金持ちがやっているお金に好かれる習慣とか。
一般の私たちが持っている常識とお金持ちの世界での常識は全く違うといいます。
これまでと180度違うお金持ちの考え方は、驚きつつも納得できることばかりでした。
具体的な稼ぎ方のハウツー本ではなく、あくまでもお金持ちの考え方、マインドに焦点を当てている小説。
女子大生のあすかが、えびすさまの教えによって、だんだんとお金持ちマインドに変わっていく成長ストーリーです。
お金持ちの世界
私はプロローグの時点で彼女の考え方に驚かされました。
お金持ちになることを最初から決めていた20歳の女子大生あすか。
彼女は、お金持ちになるためにどうすればいいのかと考えます。
自分でビジネスをするには、特にやりたいこともないし、情熱もない。
それに地位や名誉にも興味がないから、社長とかの肩書もいらない。
お金持ちになるには、ただお金を増やせればいい、と考えていました。
好きなことを仕事にできて、それで食べていけたら幸せだと思っていた私。
お金持ちになること自体を目標にしたことはありませんでした。
まあ、だからお金持ちとは真逆の方向に進むことになったんでしょうが…(汗)
そして私は「お金は仕事をして稼ぐもの」「労働の報酬として得るもの」だと思い込んでいました。
本当はお金を稼ぐ方法は無限にあるそうです。
そういう話は本で読んだり、話で聞いたりして、頭ではわかっているつもりでした。
でもどこかで信じきれていなかった…
他の稼ぎ方ができるのは一部の人で、私には関係ないとも思っていました。
やっぱり私は常識に縛られまくっているんですね~
自分ではそんなに常識にとらわれていないほうだと本気で思っていたんです。
普通にがんじがらめだった…(汗)
それがわかっただけでも、この本を読んだ意味がありますね。
やっぱりマインド
主人公のあすかは、投資という方法でお金を増やすことにしました。
いかに自分の時間と労力を使わずに稼ぐかを考えたとき、彼女にとっては投資が最適だったから。
実は私、10年くらい前にFXが流行り出した頃、ちょこっとやってみたことがあります。
めっちゃ少額の取引だったけど、うまくいき出したと思った瞬間に損をしまして…(滝汗)
一度損したらビビってしまい、やっぱりこれで稼ぐなんて無理なんだと諦めてしまいました。
FXを含め 株や投資は、お金に余裕のある人がするもので、私みたいな素人が稼げるわけがないと決めつけていたのかもしれません。
でも稼げなかったのはそれだけじゃなかったと気づきました。
私は働かないでお金を稼ぐことを自分に許せていなかったんです。
汗水流して…じゃないけど、人は何かの仕事をしてお金を得るものだと思っていたから。
楽して稼ぐのは悪いことのような気がするんですね。
あれから10年以上が過ぎ、私もだいぶ成長しました(年とっただけ?)
これを機にこっそりFXを再開。ええ、単純なんです。
やっぱりこの世はすべてマインドですね〜
さあ、今の私は働かないでお金を稼ぐことを自分に許せるようになっているのか!?
これからが楽しみになりました♪
あとがき
夢を叶えるために、師と仰ぐ人に教わって成長していくストーリーは読んでいて楽しいです。
私も心の中ではすっかり女子大生になって、えびすさまの話を聴いていました。
え、おこがましい? いいんです、心の中は私の勝手だし、私もまだまだ成長するんだから!
今日も最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。