こんにちは。海外に住みたいNanacoです。このブログにお立ち寄りいただきまして、ありがとうございます。
「食べて、祈って、恋をして はどんな話?」
「食べて、祈って、恋をして の名言は?」
「食べて、祈って、恋をして」は、人生に行き詰まった30代の女性が、自分を見つめ直すために海外を旅する物語。
著者はニューヨークで活躍する作家のエリザベス・ギルバートさんで彼女の実体験を綴ったものです。
本はアメリカでベストセラーとなり、2010年にはジュリア・ロバーツ主演で映画化もされました。
泥沼の離婚劇に悩み、次の恋愛もうまくいかず、すべてから逃れるように海外へ旅立ちます。
イタリアではイタリア語を学び、インドではアシュラム(ヒンドゥー教の僧院)で瞑想し、最後に以前仕事で訪れたことのあるバリ島に。
1つの国に4ヶ月間滞在し、全部で1年間過ごす計画です。
慣れない土地での生活、文化の異なるの人々との出会い、様々な経験を通して、彼女が得たものは?
サブタイトルは「女が直面するあらゆること探究の書」です。
私は本のほうが面白かったので、本の内容を中心に、私が選んだ名言を英語を交えてご紹介します。
神様に頼んでみる
イタリアに旅立つ前に、夫との離婚にケリをつけたかったリズ(エリザベスの愛称)
かれこれ1年半もの間、夫は離婚に応じてくれず、弁護士を介しての話し合いが続いていました。
そんな時に、友人が「神様に頼んでみれば?」と言います。
もし、今すぐ神様に嘆願書を書くとしたら、なんて書く?
■ if S were to 動詞の原形 : 仮定法未来の表現
未来のことで「ほとんどあり得ない」と思っている時に使う仮定法です。
神様に嘆願書を書くことなんて「まずありえない」というわけですね。
本文のほうには、would, could, might, should をつけます。
■ petition : 嘆願(書)、陳情(書)
■ what would it say? : なんと書きますか?
主語のit は嘆願書。
say は、印刷物などに「~と書いてある」という意味になります。
新聞や看板なんかも sayを使いますね。
なので、本来は「それは何と書いてありますか?」ですが、前からの流れで「なんて書く?」と訳されています。
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「神様に頼む?」と困惑しながらも、リズは持っていたノートに神様あての嘆願書を書いてみます。
そして友人と冗談を言うように、賛同のサインをしてくれる人を思い浮かべて笑いあいました。
気持ちが楽になり、すっかりリラックスしていると、なんと夫が離婚に応じたという連絡が入るのです。

おーーっ
実話ですよ
そしてリラックスしていれば、いい結果につながるという、よい例ですね♪
私にも経験がある
リズは、イタリアで新しい生活を始めても、まだ恋人(夫ではなく次の恋愛)を忘れられずにいました。
何度も思い出しては苦しみ、悲しみに暮れるのです。
ある日、語学のエクスチェンジパートナーの前で耐えきれずに泣き出してしまった彼女。
状況を理解した その男性は言います。
わかるよ、リズ。僕も同じ経験をしたことがある
■ I’ve been there は「私もそこへ行ったことがある」
それにもう1つ意味があります。
私も同じところに行ったことがある、つまり同じ経験をしたことがある、という意味。
同じような経験をしたら、相手の辛い気持ちがわかりますね。
相手にそっと寄り添える、素敵なフレーズです。
次はインドでの名言をみてみましょう。
心を何とかする
インドのアシュラムで瞑想する生活を送っても、心はなかなか鎮まりません。
これまでの人生をかえりみて、まだクヨクヨと考え込んでしまう始末です。
見かねた仲間から、自分の考えを選ぶことを学んだ方がいいと言われます。
自分の人生を何とかしたいなら、まず心を何とかしろ
■ If you want to control things in your life so bad
so bad は、want、need などを修飾して「~したくてたまらない」という意味になります。
正しくは、so badly ですが、話し言葉として so bad も使います。
■ work on : ~に取り組む、~に働きかける
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自分の考え方のクセをすぐに変えることは難しいですよね。
でも、自分の思考は自分で選ぶことができます。
なにも自分を痛めつけるような思考を選ぶことはありません。
悪い考えは受け入れないと決めるだけでいいんです。
問題は自分の内側から
リズは元夫と醜態を晒しあった離婚のことが、いつまでも心にひっかかっていました。
本当は、彼から許されたかったし、許したかったのです。
ある時、瞑想をしていて気づきます。
元夫と話したかったら、今ここで話せばいい。
許されたかったら、今 自分から彼を許せばいい。
困難な問題は自分自身で終わらせることができる、自分の内側から
■ You can finish the business yourself : あなた自身を強調するためのyourselfですね。
■ a(the) business には、やっかいな問題、面倒なこと、の意味もあります。
■ from within : ~の中から、内部から
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現実に起こる問題は、心の中を変えれば解決します。
他の人が絡むと、自分一人では解決できないと思ってしまいますが、できるんですよね。
つい忘れて、現実の方を変えようと躍起になってしまいます。

私もわだかまりがある人と心の中で話してみよう
「食べて、祈って、恋をして」は、私も30代で1人で海外に行ったりしたので、共感するところが多かったです。
人生をより良くしようと奮闘する著者に元気をもらいました。
※記事中の英語は、原作の「EAT PRAY LOVE」から引用。
日本語訳は「食べて、祈って、恋をして」の本とDVD字幕を参考に訳しています。
あとがき
著者は周りの人から「自分探しのために世界旅行なんて」と揶揄されたりもしたそうです。
でも彼女は「自分自身が幸せであることも立派な社会貢献」だと言います。
「私が世界のためにできる一番の方法は、この幸せをみんなに分けてあげること」だと。
これも名言ですね! 私もこの考え方を採用していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
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